バリアフリー工事
このところ、仕事の話題が少なかったので、たまにはちゃんと仕事をしているところも見せておかないと(笑)
新宿のH邸にて、バリアフリー工事を行いました。
一口に「バリアフリー」と言っても、実際にはとても難しいものです。最も難しいのは、住まい手の方と我々提供する側が考える「バリア」に食い違いがあることです。
例えば、今回の物件。
玄関からのアプローチ部分に手摺りを付けて欲しいとのご依頼でした。お施主様の奥様がかなり腰が曲がってしまい、歩くのが大変ということでのご依頼でしたが、我々が見ると、足元の敷石を撤去して、スロープにした方が快適だろうと思います。
実際、区役所の方(今回は、介護保険の住宅改修を活用)も同じ事を言われましたが、お施主様の方からは、「あまり楽にしてしまうのも本人のためにはならないんですよ」と。なるほど、確かに多少辛くても、動かした方が老化は防げますよね。
ということで、今回は足元はそのままに手摺りだけを新設することになりました。
まずは、柱を設置するだいたいの位置を決めて、基礎になるコンクリート製の束石を配置します。
元々コンクリートのところは、ダイヤモンドカッターを使って切り込みを入れた後、ハツリ機を使って掘っていきます。
仮り組をした手摺りをセットしてきます。そして、柱を固定するためのセメントを充填してきます。柱がきちんと垂直に立っているか、水平器をあてながらの慎重な作業です。
面白いのがこの部分。普段はこのように手摺りが繋がっていますが。。。
奥の庭に行く時には、ワンタッチでこのようにあけることが出来ます。「遮断機ブラケット」というパーツです。カタログの写真だけだと、「上げた手摺りはどうしておくのかな?」と不思議だったのですが、可動部分が適度に堅くて、手を離しても落ちてきません。高いだけあって結構良く出来ています。
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